貨幣の歴史
物品を手に入れるための統一された手段として考案された貨幣の歴史年表。物品貨幣としての家畜や穀物から金属貨幣、そして紙幣へと発展していく。現在では電子マネーの利用も拡大している。
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| 西暦 | 出来事 |
|---|---|
| 先史時代 | 牛、羊、鶏や大麦、羊毛など 花嫁の持参金、罰金を払うためのものとして利用された |
| 紀元前6000頃 | 貝貨(貝殻) タカラガイを貨幣に用いた文明は多く、メソポタミアや中央ユーラシアのヅェトゥン、東アジア、パプアニューギニアなどでみられる。 |
| 紀元前4000頃 | インゴット状の貴金属 エジプトとメソポタミアの交易が盛んになり持ち運びが容易な貴金属が利用された |
| 紀元前1000 ~ 紀元前500 | 武具(中国) 金属製の日用品に紐通し用の穴を開けて貨幣として利用 |
| 紀元前640頃 | 鋳造貨幣(リュディア) 世界最古の鋳造貨幣は琥珀金を材料としてリュディアで製造されたエレクトロン貨。 |
| 紀元前465 | ギリシア貨幣 琥珀金から銀が主流となる |
| 紀元前27 | アウレウス金貨(古代ローマ) ローマ皇帝アウグストゥスが硬貨鋳造制度を改革して金貨を発行。 |
| 806 | 交子紙幣(中国) 銅が不足したことをきっかけに世界初の紙幣(鉄貨の引換券)が発行された。有効期限があった。 |
| 1158 | ペニー銀貨(英国) ヘンリー2世が高品質の銀貨を鋳造。十字がデザインされた。 |
| 1236 | 交鈔紙幣(中国) 交子と異なり、当初から通貨として発行された |
| 1519 | ターラー銀貨(スペイン) ボヘミア地方、ヨアヒムスタール産出の銀で作られた銀貨。 |
| 1661 | ストックホルム銀行が銀行券を発行(スウェーデン) 民間銀行が世界初の銀行券を発行した。7年後に経営破綻し政府が引き継ぎスウェーデン国立銀行(リクスバンク)を創設したことで世界最初の中央銀行となった。 |
| 17世紀 | 小切手(ヨーロッパ全域) 金細工師が発行していた |
| 1694 | イングランド銀行が近代的な銀行券を発行(英国) |
| 1789 | アッシニア紙幣(フランス) フランス革命時にアッシニア紙幣を増刷したことで世界初となるハイパーインフレーションが発生することになる。 |
| 1817 | ソブリン金貨(英国) 世界初の金本位制の法的実施。自由鋳造、自由融解が認められていた。 |
| 1862 | アメリカ合衆国ドル紙幣(米国) アメリカが初めてドル紙幣を発行。その色から「グリーンバック」と呼ばれた。通貨単位としてのドルは1792年に決定。後に世界の基軸通貨となる。 |
| 1885 | 日本銀行券(日本) 明治政府が円を採用したのは1871年。 |
| 1914 | 第一次世界大戦をきっかけにイギリスが金本位制が停止 各国がこれに追随する |
| 1919 | アメリカが金本位制に復帰 各国がこれに追随する |
| 1929 | 世界恐慌によって各国再び金本位制を停止 |
| 1930 | 国際決済銀行設立 |
| 1944 | ブレトン・ウッズ協定 国際通貨基金と国際復興開発銀行の設立が決定。米ドルが基軸通貨となる。 |
| 1949 | クレジットカード及びデビットカード(米国) ダイナースクラブが世界最初のクレジットカード専業会社として設立された。クレジットカードという言葉自体は1888年にアメリカの作家エドワード・ベラミーが小説で用いたことから誕生した。 |
| 1971 | ニクソンショック 米ドルと金との兌換(だかん)停止によって変動相場制が始まる。 |
| 1976 | プリペイドカード(米国) 地下鉄で利用されたのが始まり。 |
| 1976 | テレホンカード(イタリア) 公衆電話用プリペイドカードとしてイタリアで発行された。日本では1982年に発行開始。 |
| 1979 | 欧州通貨制度が開始 |
| 1990年代 | 電子マネー(米国) ニューヨークの地下鉄で利用されたのが始まり。発案は1983年とされている。 |
| 1998 | 暗号通貨 b-moneyという匿名分散電子金融システムが発表されたのが始まりとされる。 |
| 2007 | 世界金融危機 サブプライム住宅ローン危機を発端としたリーマン・ショックと、それに連鎖した一連の国際的な金融危機。 |
| 2009 | ビットコインの運用開始 初の分散型暗号通貨としてビットコインがサトシ・ナカモトによって開発された。 |